マルチタスクは仕事を長引かせる原因!シングルタスクがオススメです!
マルチタスクは仕事を長引かせる要因です
仕事をこなしていく上で、効率的に仕事を終わらせようとするとマルチタスクになってしまう人が多いです。あれもこれもと手をつけることで「仕事をしているという感覚」と「手をつけているという安心感」が発生します。特に日本人は他国と比べて心配性の人が多いので、マルチタスクを実施する人が多いようです。
しかし、マルチタスクは返って仕事を長引かせてしまう要因になります。マルチタスクを行なっている本人は仕事が効率的に進んでいると錯覚してしまうのです。実際には思った以上に仕事が進んでいません。
メンタリストのDAIGOさんも以下のように仰っています。
ある実験のデータでは、マルチタスクが作業効率を40%低下させ、シングルタスクに比べて作業時間が50%長くなり、作業ミスが50% 増加するという指摘もあります。また、複数のタスクを切り替えながら仕事をすると、切り替え時に集中力が途切れ、途切れた集中 を取り戻すには25分かかるというデータも。マルチタスカーが立てた段取りどおりに仕事ができる可能性は限りなく低いのです。
複数の仕事を積極的に取り組むことで、満足感を得ているだけですので注意が必要です。
シングルタスクに切り替えることでうまくいく
忙しくしている割になかなか仕事の成果を得られない人は、マルチタスクの罠にはまって、自ら物事をごちゃごちゃにしています。あれもこれもできるという錯覚が問題です。そこまで器用にできる人は数%しかいませんので一つの仕事に集中することが大切です。
自分が「何に集中するべきか」を考えて、優先順位をつけていくことが重要です。
マルチタスクの中には、今しなくても良い仕事が含まれていることがほとんどです。これは仕事の優先順位をうまくつけることができたいないため、不要な仕事が紛れ込んでしまうのです。
これまで仕事がうまく片付かなかった人は、シングルタスクを徹底することで想像以上に仕事が片付くと実感できるでしょう。そもそも、仕事が片付かなかった原因は分散されていることだったのですから。
*1:メンタリストDaiGo. 倒れない計画術 まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ! (Kindle の位置No.339-343). 河出書房新社. Kindle 版.