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「仕事は楽しいかね」という本を読んで挑戦することの恐怖が消えました

仕事は楽しいですか?

「仕事は楽しいかね?」と訊かれた場合、私は即答で「楽しくないです!」と答えてしまうでしょう。仕事なんだから楽しい訳がないという先入観もあるかもしれませんが、8時間仕事をしている最中に「早く時間が過ぎろーーー!」と願うのは私だけではないはずです。そう、楽しいと思える働き方をしていないことは間違いないです。

 

 

この、デイルドーテンさんが書いた「仕事は楽しいかね?」という本は、2001年に発売され、日本でもベストセラーとなった本です。もう15年前の本になるのですが名著と言うものは時間がたっても色褪せず輝きを失わないものです。

 

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

 

 

かく言う私も10年ぶりくらいに読み返したのですが、以前に読んだときに理解できていたであろう内容が新鮮に感じ、改めて気付かされることが多くありました。

 

「試してみることに失敗はない」

 

このフレーズには感銘を受けております。試してみることに失敗はないという、ごく普通なことのように聞こえますが、成功するために様々な方法を試している人はごく僅かだと思われます。私もそのうちの一人です。

 

成功という定義は人それぞれ異なるでしょうが、10回試して、そのうちの1回が当たるかどうかくらいの確率で成功できるとした場合、「10回試す」という行動を取れる人が少ないのですね。私の人生で、「あーでもない。こーでもない。」と真剣に考えながら、試行錯誤したことはないと思います。2〜3回位の行動で駄目だったらすぐに諦めている状況でした。

 

思いついた方法が「うまくいくわけない」と決めつけてしまうのは非常にもったいないことで、うまくいくかどうかなんて試してみなければ一生わからないのです。

 

人生なんて管理しようとしても出来ないですし、規則正しいものでもないですから、その時に色んなことが試せるかということだと思うのです。

 

「適切な時」とか「完璧な機会」なんてものはない

新しいことに挑戦するときに、「来月からやろう」とか「まだ時期じゃない」と考えて行動がストップしてしまうときがありますよね。でも、「適切な時」とか「完璧な機会」なんてものはないんです。「思い立ったが吉日」という言葉もありますが、すぐに始める、取り掛かることが大切です。準備ができていないと言って行動を遅らせても、あまり良い結果は望めません。

 

試すことに失敗はないという言葉を裏返すと、失敗は試すことを実施したからともとれます。失敗した原因を外的要因に結びつけることは非常に楽ですが、その渦中においても自分自身は何を試したのか、もしかすると試す回数自体が少なく、指を加えたまま状況が悪くなっていき失敗しているケースも多いです。

 

あの時、あーしていれば、こーしていれば・・・・という反省をしたところで遅いかもしれません。ですがその反省後の改善→計画からの実行という「PDCAサイクル」を早く回せば成功できる可能性は少なからず上がります。試すという回数の分母が増えますからね。単純な話だと思います。「あー駄目だったー」と反省しっぱなしの人と、「次はこれで試そう」と既に動いている人、どちらが成功するか、また投資したい、応援したいかというと、やはり後者の行動に移せる人ではないでしょうか。

 

縮こまっている場合ではないんです。とにかく動かなければ!

 

「仕事は楽しいかね?」シリーズは他にも出版されていますので読まれることをオススメします。

 

仕事は楽しいかね?2

仕事は楽しいかね?2

 
まんがで変わる! 仕事は楽しいかね? (きこ書房)

まんがで変わる! 仕事は楽しいかね? (きこ書房)

 
仕事は楽しいかね?≪最終講義≫ 仕事は楽しいかね?

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